RPAについてご紹介!

入社2年目のエンジニアAです。
新しい業務につくたびに緊張と不安はありますが、
日々学ぶことが多いので、少しずつ知識も身についてきたかなと感じています。
今回は、私が現在携わっている「RPA」について、
「RPAってナニ?」という初心者さん向けに、簡単にご紹介したいと思います。
RPAとは…
Robotic ロボティック(ロボット工学、ロボットの)
Process プロセス(過程・工程)
Automation オートメーション(自動化)
の略で、「作業や業務を自動化するロボット」のことを指しています。
「ロボット」と言われることが多いRPAですが、
ペッパー君のように実際に動いたりしゃべったりする機械のロボットではなく
パソコン上で動作するソフトウェアのことを指します。
例えば、「ソフト(Excelなど)を起動させる」「ボタンをクリックする」といったような、
ロボットに行ってもらいたい動作や作業について"手順書"のようなものを作成しておくと、
その手順書通りに自動でロボットが動いてくれます。
私は、この"手順書"を作成する業務を行っています。
具体的には、「UiPath」というRPAツールを使って
「取引先から送付された紙の納品書の内容を社内ソフトに入力する」という作業を
自動で実行するロボットの製造を担当しています。
※UiPathとは、プログラミングの知識があまりなくても
ロボットを作成することができるツールです。
(繰り返し処理・条件分岐といったことは理解しておいたほうがスムーズです)
大まかに、次のような動作を手順化することで
ロボットが自動で業務を行えるようにしています。
①紙の納品書を読み取るソフトを起動する。
⇒「OCR」という、紙に書かれている文字を認識して、デジタル化する技術を使用しています。
②納品書の読み取りを開始し、その結果をcsvファイルでダウンロードする。
⇒事前に、納品書のどの部分を読み取るかを設定しておきます。
③ダウンロードしたcsvファイルを社内ソフトに取り込める形に加工する。
⇒事前に、加工ファイル(Excel)を用意しておきます。
従来は人の手で多くの時間をかけていた
「大量の納品書を専用システムに入力する作業」ですが、
現在ではロボットがたった数分で正確に対応することが出来ます。
ただ、このRPAも完ぺきではありません。
ロボットが得意なのは、「決まった手順の業務・繰り返し行う業務」の自動化なので
イレギュラーな動作が発生してしまう作業には向かないのが現状です。
しかし、単純作業をロボットに任せることで解放された時間を
より手をかけるべき思考的な作業に時間を費やす、という形で利用できれば
ロボットのうまい使い方なのではないかと思います。
興味ある方はぜひ調べてみてくださいね!
私ももっと成長出来るように、業務はもちろん勉強も頑張ります! Back
