AWSについてご紹介します!
こんにちは!
東京のインフラ(基盤)エンジニアのOです。
今回はインフラの中でも、特に最近脚光を浴びているAWSについてお話したいと思います。
とは言っても、AWSって何?という方もいらっしゃるかと思いますので
まずは簡単に説明をさせていただきます。
AWSとは「Amazon Web Service」のことで、ネット通販で世界に名を轟かせている
あのAmazonが提供しているWebサービスです。
基本的には、AmazonでAWS用のアカウントを作れば
(ある程度までは)無料で使うことのできるサービスで
実態としては、クラウドがメインになります。
クラウドの中でも、AWSは
「Iaas(※)タイプのパブリッククラウド」というものに分類されます。
パブリッククラウドというのは、クラウドコンピューティング環境を
不特定多数のユーザーにインターネットを通じて提供するサービスです。
※IaasはInfrastructure as a Serviceの略で、サーバー(インフラ)を提供するクラウドサービス
パブリッククラウドは、仮想化技術の規模が大きなものだと思って頂ければ良いかと思います。
クラウドについては過去の記事でも少し触れておりますので
具体的に何かを知りたい方は↓こちらを参照ください。
私のお仕事紹介~インフラ構築~
AWSは、このパブリッククラウドサービスの中で50%のトップシェアを誇ります。
年間収入およそ2兆円(!)を叩き出すというのですから
いかに世界中に多くのユーザーを持つサービスなのかおわかり頂けるかと思います。
それじゃあ、そのAWSで何ができるの?と言うところですが
大まかな特徴としては以下になります。
・仮想プライベートクラウドを作れる。
・その中に、EC2と呼ばれる仮想サーバを作れる。
・さらに、AWS側でサーバOSやパッチの管理を行っているDBサーバや、
プログラムの実行環境が存在する。
・これらのサービスは従量課金制となるので、使用した分だけ料金を支払えば良い。
などなど。
単なるサービスの数で言えば165以上(2019年6月現在)にものぼる為
全てをここでご紹介できないのが残念なのですが
例えばこんなことが可能だよ!という例をご紹介します。
上司:
ちょっとOさん、今からアメリカにテスト用のWebサーバ1台立ててくれる?
場所はアメリカのどこでもいいよ。
今日中にApacheのインストールまでやってくれればいいから。
ただし、なるべく安くしてね。
O :
・・・今日中だとー?!
データセンターの選定が必要だし、ハードウェアの調達も必要だし
第一アメリカに行かなくちゃ出来ないじゃないか!
1日で完了させることなんて出来ないし、交通費 + 滞在費だって上乗せされるんだから
安く抑えるなんて絶対に無理!!!
しかも、たった1台のサーバのためってぇぇぇえええぇぇぇえええ!!!(心の叫び)
と、なってしまうところですが、ここでAWSを利用しますと・・・
O :
承知しました。場所はオレゴン州にして、多分今から30分もあればできると思います。
料金は……そうですね、あまり高スペックにせず業務中だけ動かす運用なら
月に20ドルかからないと思います。
もしスペックが不足していても後で調整できますので
とりあえず今日中にIPをお伝え出来るようにします。
と、なるわけです(笑)
極端な例え話ではありますが、
こんな難しい注文にも充分に応えることができるようになるのです。
もちろん、注意点もあります。
AWSを使用するなら、セキュリティには細心の注意を払わなくてはいけないし
冗長化の考慮も必要です。
可能なこととそうでないことをしっかり判別して、システムを組まなくてはなりません。
ただ言えるのは、「これまで必要とされてきていた作業を極限までスリム化できる」ことが
AWSの最大の利点の一つで、これは本当に大きなことなのです。
例えば、AWSで組むEC2やストレージのインフラのサイジング、スケールアウトは
構築時にあまり考慮せず様子を見ながら増減でき
(しかも余計なものを作らないから過剰分も発生させず!)
より注力したかったことに作業の重点をシフトさせることができます。
今までのインフラ構築に不可欠だった、
物理機器の開梱⇒電源接続⇒ファームウェア更新⇒機器の基本設定⇒現地搬出⇒ラッキング
の手間から解放されるというのは、本当に便利で楽だと感じます。
楽するのが好きなので、私はAWSが大好きなのです!(笑)
最後に私事ではありますが、この秋にAWSの基礎と言える
「クラウドプラクティショナー」の資格を取りました。
このもう一段階上になる「ソリューションアーキテクト」の資格も、春までに取得する予定です。
AWSは知れば知るほど面白く、将来性も非常に高いシステムだと個人的に思っています。
エンジニアとして更にレベルアップするためにも
最上位の資格を目指して勉強に励みたいと思います! Back
東京のインフラ(基盤)エンジニアのOです。
今回はインフラの中でも、特に最近脚光を浴びているAWSについてお話したいと思います。
とは言っても、AWSって何?という方もいらっしゃるかと思いますので
まずは簡単に説明をさせていただきます。
AWSとは「Amazon Web Service」のことで、ネット通販で世界に名を轟かせている
あのAmazonが提供しているWebサービスです。
基本的には、AmazonでAWS用のアカウントを作れば
(ある程度までは)無料で使うことのできるサービスで
実態としては、クラウドがメインになります。
クラウドの中でも、AWSは
「Iaas(※)タイプのパブリッククラウド」というものに分類されます。
パブリッククラウドというのは、クラウドコンピューティング環境を
不特定多数のユーザーにインターネットを通じて提供するサービスです。
※IaasはInfrastructure as a Serviceの略で、サーバー(インフラ)を提供するクラウドサービス
パブリッククラウドは、仮想化技術の規模が大きなものだと思って頂ければ良いかと思います。
クラウドについては過去の記事でも少し触れておりますので
具体的に何かを知りたい方は↓こちらを参照ください。
私のお仕事紹介~インフラ構築~
AWSは、このパブリッククラウドサービスの中で50%のトップシェアを誇ります。
年間収入およそ2兆円(!)を叩き出すというのですから
いかに世界中に多くのユーザーを持つサービスなのかおわかり頂けるかと思います。
それじゃあ、そのAWSで何ができるの?と言うところですが
大まかな特徴としては以下になります。
・仮想プライベートクラウドを作れる。
・その中に、EC2と呼ばれる仮想サーバを作れる。
・さらに、AWS側でサーバOSやパッチの管理を行っているDBサーバや、
プログラムの実行環境が存在する。
・これらのサービスは従量課金制となるので、使用した分だけ料金を支払えば良い。
などなど。
単なるサービスの数で言えば165以上(2019年6月現在)にものぼる為
全てをここでご紹介できないのが残念なのですが
例えばこんなことが可能だよ!という例をご紹介します。
上司:
ちょっとOさん、今からアメリカにテスト用のWebサーバ1台立ててくれる?
場所はアメリカのどこでもいいよ。
今日中にApacheのインストールまでやってくれればいいから。
ただし、なるべく安くしてね。
O :
・・・今日中だとー?!
データセンターの選定が必要だし、ハードウェアの調達も必要だし
第一アメリカに行かなくちゃ出来ないじゃないか!
1日で完了させることなんて出来ないし、交通費 + 滞在費だって上乗せされるんだから
安く抑えるなんて絶対に無理!!!
しかも、たった1台のサーバのためってぇぇぇえええぇぇぇえええ!!!(心の叫び)
と、なってしまうところですが、ここでAWSを利用しますと・・・
O :
承知しました。場所はオレゴン州にして、多分今から30分もあればできると思います。
料金は……そうですね、あまり高スペックにせず業務中だけ動かす運用なら
月に20ドルかからないと思います。
もしスペックが不足していても後で調整できますので
とりあえず今日中にIPをお伝え出来るようにします。
と、なるわけです(笑)
極端な例え話ではありますが、
こんな難しい注文にも充分に応えることができるようになるのです。
もちろん、注意点もあります。
AWSを使用するなら、セキュリティには細心の注意を払わなくてはいけないし
冗長化の考慮も必要です。
可能なこととそうでないことをしっかり判別して、システムを組まなくてはなりません。
ただ言えるのは、「これまで必要とされてきていた作業を極限までスリム化できる」ことが
AWSの最大の利点の一つで、これは本当に大きなことなのです。
例えば、AWSで組むEC2やストレージのインフラのサイジング、スケールアウトは
構築時にあまり考慮せず様子を見ながら増減でき
(しかも余計なものを作らないから過剰分も発生させず!)
より注力したかったことに作業の重点をシフトさせることができます。
今までのインフラ構築に不可欠だった、
物理機器の開梱⇒電源接続⇒ファームウェア更新⇒機器の基本設定⇒現地搬出⇒ラッキング
の手間から解放されるというのは、本当に便利で楽だと感じます。
楽するのが好きなので、私はAWSが大好きなのです!(笑)
最後に私事ではありますが、この秋にAWSの基礎と言える
「クラウドプラクティショナー」の資格を取りました。
このもう一段階上になる「ソリューションアーキテクト」の資格も、春までに取得する予定です。
AWSは知れば知るほど面白く、将来性も非常に高いシステムだと個人的に思っています。
エンジニアとして更にレベルアップするためにも
最上位の資格を目指して勉強に励みたいと思います! Back