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汎用機のお仕事紹介

はじめまして。
テクノエージェントで技術者として就業しているKと申します。

今回は私が記事を担当させて頂きます。
技術者目線でとのリクエストもあり、
技術全般について自身の経験なども交えた話題を書こうかと思います。

私が技術者としてスタートしたのは約20年位前のネットバブル直前の頃です。
当初、3つのプログラム言語の選択肢がありました。

①COBOL
②VB(Visual Basic)
③C(C++でもC#でもない)

最近の就活中の方々からすると、あまりなじみのない言語かもしれません。

私はCOBOLを選択しました。
一時は最悪の選択をしたと考えた時もありました。

私は、汎用機ホストコンピュータと呼ばれる
マシン上での開発プロジェクトに携わりました。



そこはGUIという概念は存在せず、
マウスもない端末でコードをゴリゴリ書いてゆく世界です。
そこには長年汎用機に携わっている超ベテランの技術者がいました。

仕事にもなれてきた頃、そういったベテランの方々に聞いてみました。
汎用機は将来的にはどうなのかと。
すると例外なく皆さん
大丈夫だ、汎用機が無くなる事はない
との事でした。

理由は色々ありました。
・金融系など信用第一のシステムでは分散系(サーバをそう呼んでいた)では不可能
・銀行の勘定系システムが汎用機以外で構築する事は不可能
・大量データの処理は分散系では不可能
などなど・・・。

確かに、今後も汎用機の仕事が無くなるという事は無さそうですが、
先輩が言っていた話とは随分と違う結果となりました。

ここで言いたいのは、彼らに先見の明がなかったという事ではありません。
誰も先の事はわからないという事です!
(世の中には先の読める天才もいますが。)

今後も何が栄え、衰退するのかはわかりませんが、
技術が日進月歩で変わり続けることは間違いないでしょう。

私は今はもう汎用機には携わっていませんが、
汎用機時代に学んだ技術のお陰で、今の私があると思います!
(無用の長物になっているものもありますが。)
結局、システム開発の基礎は同じです。

階層型データベースなどはその典型で、
データ一つ取得するだけでもかなりクリティカルな事をしないと出来ない事が
リレーショナルデータベースでは、SQL一発で済みます。
そのリレーショナルデータベースも考え方の基礎は同じです。

今の技術が10年後、有用なものかはわかりません。
AI(人工知能)やブロックチェーン、Web 3.0など話題のものも目白押しです。
しかし、基礎となる部分は変わらないのではと思っています。

今後ITの世界はどんどん面白くなっていくと思っています。
そんな世界で一緒に働きませんか、就活生の皆さん。
ぜひお待ちしております! Back
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